2010.01.10

【OpenDraft_b.2】売りたいモノは、何ですか。〜f(x)とAKB48〜

もともとはNHK総合「追跡!AtoZ」でやってた“アキバアイドルを輸出せよ”というAKB48の海外戦略を取り上げた番組の感想から入って、秋元康が抱えてしまった矛盾やら韓国の新人アイドルグループであるf(x)との戦略の違い、そこから「アイドルのフォーマットを売るって強引じゃね?」的な話に持っていくつもりのエントリ、だったんですけど。
年が明けて、ちょっとしたニュースがありました。エイベックスが“東京(日本)からアジア(世界)に発信するガールズグループ”というお題目のもと「東京女子流(Tokyo Girls' Style)」なる新グループを立ち上げたのです。まだまだ正体不明な感が強いですが、せっかくなのでこの動きも絡めつつ“(何かを)売るための戦略”的なことについて自分なりに考察するようなエントリにするつもりです…一応(予防線ww)

さて、こういうことを書こうと思ったキッカケになったのは前述の通り、NHK総合の「追跡!AtoZ」です。予告にあった“フォーマットを売る”というコピーが気になってて、でもその割に見事に忘れて夕飯喰って帰宅してTVつけて「あー」(苦笑)…とはいえ「少女時代が映ってた」とか「黑Girlが映ってた」とかいう情報が入ってきたりもしたので、念のためYouTubeで検索したらあっさり全編アップした猛者を発見したので早速全編引っこ抜いて(苦笑)チェックしてみました。
「あれ?」と思いました。秋元氏&ご一行様の商談相手は海外のメディア関係者。つまり、秋元氏はAKB48のフォーマットをテレビ番組等の(従来型)メディアが最初から絡む形で広めるつもりのようです。自分はAKB48を(従来型)メディアを駆使してプロモートする(従来型の)アイドルとは一線を画して、あくまで生のステージが基本で、それに注目した(新旧の)メディアを取り込んで活動を広げていくんだと、そのために秋葉原の“地熱”を借りるのだと思っていましたから、基本設定の一つを崩しているようにしか見えないことを残念に思いました。それは「会いに行けるアイドル」という最も重要なコンセプトを広げるためには捨てるべき拘りかもしれません。でも、やはり商談相手は違うと思うのです。少なくともTV番組の制作会社ではない筈です。

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2009.07.23

韓国の束物アイドル(ひでー)「少女時代(Girls' Generation)」がある意味やりたい放題な件。

いやぁ、何年ぶりでしょうねこの感覚は。何というか、全盛期のモー娘。でさえここまでやったっけ?的な。

wikiりゃ分かることですが念のため書いとくと「少女時代」は韓国の大手芸能事務所・SM Entertainmentに所属する女性9人のアイドルグループ。東方神起やBoAの後輩に当たります。もともとSM傘下の事務所で活動してた女性タレントの中から選抜され、2007年8月に3曲入シングル「Into the New World(また巡り逢えた世界)」でデビュー、同年11月には1stフルアルバム「少女時代」を発売。韓国は現在数年に一度のガールズポップ盛り上がり期な訳ですが、そのシーンをWonder Girlsと共に牽引していると言い切っていいでしょう。今年に入ってからは1月に「Gee」6月に「Genie」と5〜6曲入ミニアルバムを立て続けに発売。韓国では珍しい短い周期での活動再開だったこと(通常はフルアルバム発売から数ヵ月間がTV出演等の“活動期間”となり、自然と年一度のペースになる)や衣裳に明確なアイコンを設定したこと(「Gee」はスキニージーンズ、「Genie」はミリタリー風)のインパクトもあり、またWonder Girlsがアメリカ進出指向になったことにも助けられてか、韓国内ではほぼ一人勝ち的な状況になってるようです。中華圏や東南アジアでの活動歴もあるので日本以外のアジア各国での知名度は高い…というかSMが日本市場の特殊性や難しさを諸先輩方で痛感してる筈なので、ハナから日本は無視する方向でしょう。
…推測ばかりですいません。

それにしても、よくもこれだけYouTubeでTV番組の映像が引っかかるモンだと感心しますが、今回改めて韓国3大ネットワークの音楽番組(KBS=韓国放送公社「ミュージックバンク」、MBC=韓国文化放送「Show!音楽中心」、SBS=ソウル放送「人気歌謡」)を検索してみたのですが、その感想が冒頭の言葉です。もちろんヒットチャート番組が事実上絶滅した日本との単純比較は危険ですが、それにしてもこれは凄い。物量が笑っちゃうくらい圧倒的すぎる!

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2007.04.11

ありえない番組表…

調整しろよ>該当各局
Suidougaohsugi
なんでか知らんが、TOKYO MX(東京MXテレビ)が「どうでしょう」を春改編で月曜から水曜に移しやがった(「Blog_TV」も金曜→木曜に変更してる)せいでこのような編成になっちゃったという…“ヨコハマ解放区”tvk(テレビ神奈川)だけが今まで通り金曜23時〜なのがせめてもの救いか。

2007.01.26

“ググ男くん”の明日はどっちだ〜NHKスペシャル『グーグル革命の衝撃』の感想(らしきもの)〜

↑というエントリを書こうと思ったんですが、念のため録画しといたのもう一度見ておくか…と思ってTVつけたら『アメトーーク』がバカすぎて全部ブッ飛んださ…何よ
“ガンダム芸人vs越中詩郎芸人”
て。
もうね、アホかと。バカかと。(半ば死語、兼激賞)
ケンコバ素晴らしすぎ。ご本人と共演熱望。

『やりすぎコージー』もそうだけど、こういうくだらんの大好きだし、TV番組がブレイクスルーするヒントってこういうところに隠れてると思うから。
録画したまま見てないけど、藤井隆の『oh♪dolly25』も良さげ。

…で、一応「グーグル革命の〜」だけど、やはりバイアスは感じたわな。件の“ググ男くん”も単に極端なアフェリエイターだったし、グーグルに関わる人がいちいちマッドサイエンティスト的に描かれていて、取材許可したの後悔してんじゃねーか?と思った。例えばホワイトボードに書かれた「google.gov」に「グーグル政府」という字幕を入れてたけど、あれを書いた人がどういう意味であれを書いたのか分からないじゃない。URだってJRAだって「go.jp」だし。まぁ僕も最初にあれ見たとき思い浮かべたのはボンタン履いたホリエモンがライブドアの忘年会で「(時価総額)世界一になろうな!」って気炎上げてた映像でしたが。
「グーグル革命 NHK 感想」とかでそれこそググッてみたりもしたけど、例えばAdSenseの1クリックあたり価格が日本は半分以下とか、日本市場ではヤフーに後れを取ってるからそれ挽回するために取材受けたんだろうとか、あのSEMやってる会社の手法って実は古い(ヤラセかもしれんね)とか。
まぁ一番凄かったのはココかな。
曰く

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2006.01.16

基本的にふにゃふにゃです。

「黒い旅客機」、機内を初公開(&今日から予約開始)…スターフライヤーって3月から飛ぶ(予定な)んだぁ〜と今更ながら。安さとは激しく矛盾する高級感が胡散臭いというか何というか。『サイゾー』誌によれば、取材を申し込んだら「ブランド戦略に合わない」とかいう理由で断られたらしい(笑)。J2の日程次第では利用してみようかな。因みにJ2の日曜開催は5/14(15節)7/16(28節)8/6(32節)11/26(51節)…あ、今年は奇数チーム(汗)

最近は日・月が休み→火・水・木が某大手スーパーチラシ校正(土曜日配布分)→金が某大手パチンコ屋POP類校正→土が某大手スーパーチラシ校正(水曜日配布分)というローテーション。火・金は10時半出社だからラッシュの電車に揺られるのは週2回だけ!楽だわ。だから月曜の朝に「さぁ一週間が始まるぞぉ」的なモノがないのね。2.5連休みたいな感じ。そんでもって出社したら原稿上がってないとか割とあるし…なんか不安定な業界ですよ。上司からは「2月から忙しくなるぞぉ」とか脅されたりもするし。新学期、GW、夏レジャー、秋の連休、クリスマス〜お正月、そして盆&暮れの前倒し…そこらあたりがピーク。ここ以外は案外ラクそうな気がする。

で、だ。
土曜日に上司に呼ばれ、どうやらチラシ校正チームのまとめ役のうち一人が今月いっぱいで退職らしく、その後任にウチがなれ、と。いや別になってもいいですけどそれより入社して3ヶ月経ったんだから保険証ちょうだいよ。今月分から引かれるんでしょ?歯医者行きたいんですけど。あ、それからiMacG5をただのディスプレイだと本気で思ってた後輩君は夜勤チームに配転とか。多分イヂメだ(苦笑)

えーと、今『西遊記』をチラッと見てるんですが…あーこりゃダメだ、コメディぢゃんこれ。“月9”とか“西遊記=堺正章/西田敏行/岸部四郎/夏目雅子”というイメージだった人が軒並みガクーリなのも納得。MONKEY MAJIKの起用も度の過ぎたジョークでしかないなんて!バブル期の某ドラマのような“エンドテーマが流れてからドンデン返し”的ワクワク感もないし、これで視聴率29.2%は悪夢だなぁ。

2005.10.17

ありえないL画面

すげーぞ、千葉テレビ(^^)
Img_051017_213434

2005.04.01

地方から伝える、ということ。

仕事のピークが過ぎたので午後勤務にさせてもらって、自宅で起き抜けに布団の中から『ズームイン!SUPER』を見ていた。(あれ、辛坊さん出てくるの早いなぁ…)とか思いながら。
他局をザッピングして数分後、再び「ズームイン」へ。そこで謎が解けた。

おくやみ:脇田義信氏=広島テレビ放送取締役報道担当
死因は胃ガン。享年60歳。

正直、名前は知らなかった。でも、顔は憶えていた。
かつての『ズームイン!朝』で広島担当といえばこの人だった。そうそう、カープの赤い帽子かぶってた、あの姿。

徳光さんがコメントを残していた。辛坊さんが涙ぐんでいた。
共に“朝の情報番組”という分野を築いていった、いわば戦友のような人の突然の死なのだから当然だ。
VTRを見ながら、現司会者・バード羽鳥も歴史の重みを感じていただろう。

番組内で流れた、96年8月6日の映像。

「戦後50年が過ぎました。もういいじゃないか、と言う人もいます。
でも何年経とうが、この日は忘れてはいけないんです。
親やこどもの死んだ日のことを忘れられますか?それと一緒なんです。」

ご両親を原爆病で亡くされ、ご自身も生まれた時に被爆したそうだ。
「8月6日」を風化させまいと、奮闘されていたという。
…そんなこと、亡くなられてから知ったところで遅いんだろうけど。

天満屋にでも就職して、広島で暮らしたりしてたら、もっと身近に感じてたのかなぁ。

在りし日の脇田さんの映像とともに、番組は終わった。
この番組は“ズームイン”なんだ、と言わんばかりに。
そして間髪を入れずに『ザ!情報ツウ800』が始まった。
「芸能界に激震が走りました。」
森進一・昌子夫妻の別居云々の話題だった。

これでいいのか?

『ズームイン!朝』の頃、8時代と言えばNNN系列各局制作の「特集」枠だった。
最近、そういうの見ないよなぁ。

そういえば…ちょっと不謹慎な話かもしれませんが。
昨日(3/30)の『NEWS23』。秋田・乳頭山から下山しなかった登山グループ保護のニュース。
懐かしい声が聞こえてきた。IBC岩手放送の村松文代アナだ。
テロップなぞ出なかったが、盛岡に10年も住んでりゃ分かりますって。

TBS系列でも、地方の局アナが出てきて地元の話題をレポートするのは“定番”だった筈。
それがいつ頃からだろう、気付けば殆どなくなってる。
今やってるのは『めざましテレビ』の6時代とか?(すいませんね、寝てます)
あ、7時40分すぎのアミーゴ伊藤アナが出てくるコーナーも、か。
テレ朝『やじうまプラス』では系列局のウェザーカメラ映像のリレーやってるけど、ホントにそれくらいかもしれんなぁ…

昔は『東芝日曜劇場』でも、地方局制作のドラマとかやってましたよね。
今は、やるとしても土曜の午後とかでしょ。
ドキュメント色の濃いものは相変わらず、土日の深夜とかに押し込められて。
見るの大変だっちゅーねん。

確かに、視聴率は取れないかもしれない。
地方の人がTVやラジオに求めるのは“東京”や“全国基準”であることも、よく分かってるつもり。
でもさ、全国あちこちで今何が起きてるのかとか、何が流行ってるのかとか、知りたくないですか?
それぞれの土地柄を知ることで、自分たちにフィードバックできることも多い筈なのに。
なんか、勿体ない気がするんですよねぇ。

デジタル放送時代。マルチチャンネル時代。
どれだけ“自分たちのネタ”を持ってるかが、ローカルの放送局にも問われてくる。
でなきゃキー局の番組中卸&いち支局でしかないんだから。
その方が明らかにラクだけど、ホントにそれでえぇのんか?

伝えるべきこと、自慢してもいいことが、地方にはまだまだ隠れている。
自信を持って、伝えてほしい。全国へ。

広島を愛し、平和の大切さを訴え続けた、脇田さんに心からのご冥福を。

2005.02.13

NSP@僕らの音楽

久々にシブめがきましたね。実は何気に岩手つながりでもあるし。何が「地上波は23年ぶりです」だ天野さん、アンタさんざん出てるじゃん(^^;;…いや、全国ネットってことなんだろうけど。

何年前だったっけ、IBC岩手放送でOAされたドキュメンタリーを見るまで、NSPは名前だけの存在だった。なんで名前だけは知ってたんだろう…80年前後にヒットチャートの中位の常連だったような記憶があるので、多分そこでだろう。なんでラジソン(ラジオチャリティミュージックソンを岩手ではこう呼びます)で復活ライブがあった(オフィシャルサイトによると'97年ですね)のかなんて知る由もなかった。明らかに岩手で育まれていたNSPの歴史、そしてそんなことを知らぬまま過ごせた盛岡での日々…ドキュメンタリーを見た後、反省のような苛立ちのような、ちょっと複雑な思いがあった。
さて、なんでこの時期に出演?と思ったら、19年ぶりのオリジナルアルバムが出たのだという。で、日付変わって今日(2.13)は渋谷公会堂でのコンサート(@3.12)チケットの発売日らしい。どうせすぐソールドアウトになるんだろう。新曲を聴いた。ノスタルジーの範疇は出ない。でも、そこには3人の歩んできた歴史がキチンと刷り込まれているように感じた。それがメディア(TV)のマジックなんだとしても。

2005.01.03

「加藤家」について(実家にて)

毎日新聞中部支社版で『加藤家へいらっしゃい!~名古屋嬢っ~』について取り上げてた(てゆーかほぼ堤幸彦氏へのインタビュー)ようですね。(123
中日新聞でも取り上げてた形跡があるんですがアーカイブには残ってないようです。あと、どっかで堤氏が「ヒットしたら舞台化したい」とおっしゃってたのも拝見したような気がするのですが、これは観たい!もともとシットコム形式の(ほぼ)ワンセットドラマなので、舞台というフォーマットにはフィットするでしょう。

2004.10.18

腐ってもアメリカ、腐ってもテレビ。

LF『新日鉄コンサート』が放送開始から50年(!)だそうな。『あな真里』開始時間のチェックがてら久々に聞いてたら、1970年録音の音源が平気で流れてる…スゲェ。前身は『富士製鉄コンサート』だったなんて始めて知ったわ。てゆーか富士製鉄と八幡製鉄が合併する前からやってたんかい!
お懐かしや故・立川澄登氏の歌声も。FM東京(現TFM)『新日鉄アワー・音楽の森』なんて思い出したりして。今、あんな番組のためにラジオ局が時間を割り当てるだろうか?(除NHK-FM)

CX『とくダネ!』を筆頭に、今週末いくつかの番組で紹介されたおバカ映画『TEAM AMERICA -WORLD POLICE-』。オフィシャルサイトからダウンロードした予告編ムービーがもうおバカで最高(^^)。本国アメリカでは思ったより出足悪かったみたいだけど、たぶん日本ではウケるだろうね。世界一「サンダーバード」を愛する日本人ですから(^^)。
こんなサイトもありました。『スーパーサイズ・ミー』も見たい映画。で、改めて日本国内(つーか普段の移動範囲)を見渡すと結構“ごはん系ファストフード”多いのな。「めしや丼」の彩定食なんてマジでバランスいいよぉ!ここら辺が日米の違いかもね。
…そんな私、サイゼリヤ大好きですっ! ペペロンチーノ+ミラノ風ドリア+ドリンクバーで735円っ!…にしたいんだけどついつい期間限定のパスタメニュー頼んで後はなし崩し(嗚呼)。

いろいろ検索中に東京国際ファンタスティック映画祭に『銀のエンゼル』が出品されることを知り、がく然。前売券当然ながら完売で輪をかけてガックシ。そしてミスター&大泉洋氏がレッドカーペットを歩く姿を思い浮かべて爆笑(^^;;。

元・制服向上委員会の小林久子がアダルトビデオデビューだそうな。検索かけたら1980年生まれだそうで。24歳でAVデビューってどーよ?それ。