2007.01.18

もう…いいんじゃない?

DJ OZMAのブログがあるのにも驚いたが、公式サイトまであるんだね
まぁ何と言うか、ムダな力の入れようとしか言いようがない。

あのさ、皆、もう気付こうよ。
「DJ OZMA」という歌手は、この世に“存在”しないということを。
彼の存在は、喩えて言うなら『ハッスル』に出てくる“高田総統”のようなもの。いや、その高田総統の闘う化身=ザ・スペルマンサーザ・エスペランサーか。こんなこと書いたら高田総統&ハッスルヲタの皆様に失礼かな…じゃ、芳賀ゆいでどうだ?ちょっと古いか。我ながらなかなかの比喩だと思うのだが。
どれほど考えて練り上げたものかは知らないけれど、とにかく彼のプロフィールも、発言も、パフォーマンスも、全てが作り物であること。それを分かった上で楽しむのがそれこそ“暗黙の了解”であること。彼の変身?前の姿である「綾小路翔」も、彼が率いている(ことになっている)「氣志團」なるバンドも、その作り物具合は同じであること。それを認識していないと、結局は彼(ら)の術中にハマっておしまいである。事実、この“事件”以降、彼のCDは再び売れているそうだし。(…あ、根拠…と思ってオリコンのHPを漁ったのだが、いつの間に「You大樹」登録してないと上っ面しかなでられないような醜い場所になってたんだ!てか、この回りくどい元ネタは何よ。誰も分かんねーよぉ!)
だから、この問題について(真剣に)論じるのは、実はとてもおかしい行為なのだ。
なぜなら「DJ OZMA」という歌手はこの世にいないのだから。
彼が何を言おうとその言葉に重みはないし、真実味もないし、メッセージもない。
もし何かを感じるのであれば、それはその言葉の組合せに対してでしかない。
(…あ、氣志團もそうだね。彼らの発信する音や映像やその他諸々のエンタテインメントの魅力は、様々な場所からパクってきたものの組合せの妙がほぼ全てなのだから!)
存在しない人を相手に文句を言ったって、何にもならないことくらい分かるでしょ?
だって、受け止めてくれる人がいないんだもの!
のれんに腕押し、みたいなモンか。

そんなDJ OZMAと言えども…いや“だからこそ”、NHKの吉田豊久チーフプロデューサーに対してはエラい怒りようなのが面白い。恐らく件の吉田CPには事前に口頭レベルで“承諾”を受けていたのだろう。「何かあったら俺が責任取るから、思い切ってやりな!」くらい言われてたかもしれない。だからこそ“裏切られた感”が強すぎてあそこまで書いたんだろうね。勿論“存在しない”「DJ OZMA」だからこそ書けたことでもある。

2006.09.16

ニュースがワイドショーに負けた日。

昨夜のこと。
TVをつけたら偶然『NEWS23』mixi上場の話をやってたのだが、ニュース映像終了後スタジオに映像が戻ってきたとき、キャスター3人(筑紫・草野・佐古)は揃いも揃って「はぁ・・・(苦笑)」だった。
驚いた。
本当に“何が何だか全く分からない”という風情だったのだ。
そりゃ「インターネットは便所の落書き」とのたまった過去をお持ちの好々爺・筑紫がそういう態度なのはよく分かる。両わきのお二人さんよ。アナタたちまで思考停止に陥ることはないじゃないか。少なくとも好々爺よりは年下じゃないか(つーか自分とほぼ同世代なのだな)。教えてやるくらいのことはできんとダメだろフツー。社会人キャリア=既存マスメディアな人の基本的感性ってこの程度かと思ってしまった。

で、今朝。
待機してた出勤もなくなって、ぼーっと『とくダネ!』を見ていた。
当然ながらmixi上場ネタもあったのだが、力の入り具合違いすぎ。八代市の市民向けSNSの取材までしてるし(因みに開発言語が分かる市役所職員がオープンソフト使って作ったらしい…)。
しかも出演者のコメント的確すぎ。佐々木アナ「よく誘われるんですけど…」笠井アナ「自分の素性を見られるのは嫌なので見るだけにしてる」イーウーマン佐々木社長「やってること自体は昔のパソコン通信と同じでそんなに新しくないんですよ」経済評論家・山崎氏「実は“シングルモルトウイスキー”のコミュニティに入ってまして…」そして小倉智昭氏「考えなきゃいけないのは、こういうのに参加してないために世間から疎外されちゃう人が出ること」(注:録画してないので正確なコメントではありません。自分の脳内に残ってる言葉の要旨とお考え下さい。実際の発言との相違点について指摘を戴けると嬉しいです)…どーよ、これ。各自の中でmixi(SNS)なりインターネット(を通したコミュニケーション)について咀嚼してるからこそできる発言ではないかと。取材も然りか(誉めすぎですが)。本来ならそれこそ『NEWS23』でこれくらいやらんとイカンのに…たかが“看板役者”の感性の差だけでこんなにもニュースの取り上げ方が違うのか、と考えさせられた出来事だった。

既存マスメディアの“中の人”にとって、ブログやSNSといった新しいメディア/コミュニティを理解し、どう付き合っていくのかってのはここ数年の課題で、とりあえずiZa!やmixiニュースのような“ニュースをターゲットにして感想コメントをリンクさせる”辺りが現時点での落とし所と思うのだが、そこまで思考が到達していない既存マスメディアの人がいる(それも沢山)ってことなのか。少なくともかのオマニーの中の人たちは「はてなブックマークを知らなかったり、mixiやブログもやっていない。ネットリテラシーが低い」らしい(ってアンタたち既存マスメディアなのか?)。いやはや、大変だ。

2006.01.13

大きな声では話せませんが。

危うい「モデル募集サイト」、少女の被害増加(YOMIURI ONLINEより)

Yahoo!のアクセスランキングで発見した記事ですが、一瞬焦りました。とうとう撮影会もケーサツの標的になったかと(^^;;

でもさ、個撮(コサツ=個人撮影会)経験者から言わせてもらうと、ティーンの女のコ(しかも水着)と部屋(スタジオ)の中で二人きり(別室に管理人は待機してますが)という状況は限りなく“フーゾク”に近いんじゃないかと。“場を盛り上げる・打ち解ける”という名目で世間話もするし。しかもそこには少なからぬ額のお金が絡んでくる。撮影会のモデルは“高収入バイト”の定番の一つである(一例:下のリンク集にも注目)ことも考えれば、いずれ本格的に目をつけられるんじゃないかとハラハラしながら撮影会に臨んでいるのですよ実は。

風営法だと「3号営業:ストリップ劇場、個室ビデオなど」あたりが対象になるのかな…いや、一応気をつけてるつもりなんですよこれでも。初めての撮影会で注意された(^^;;こともあって、特にヌードの時に局部が丸出しにならないように…でもモデルさん素人だから「足ちょっと開いて下さい」つったら少なからず開かれて焦ったことも数度(^^;;…未だに撮影会への参加を許されてるってことはモデルさんが疎いのかウチが神経質なのか。

むしろ怖いなぁと思うのはこういう商品。小学生4年生の女子にビキニ着せて写真&動画撮ってそれを売り物(写真集/DVD)にするってどうなのよ。しかも発売記念のサイン会まである…確かに児童“ポルノ”ではないんです、が…

2005.04.26

世の中、バカが多くて疲れません?

新CM「少年篇」配信中止のお知らせ(カップヌードルWebSite→「CUPNOODLE NEWS」)

まぁ、確かにかなりビミョーなCMだったのは事実だ。銃を持った少年兵(当然迷彩服姿)が少女の持ってきたカップヌードルを二人で食べる…という映像はそこだけ切り取ると必要以上に美しいし、最後のオチのテロップ(世界で30万人以上の子供が兵士として従軍しているという事実、云々)があまりに一瞬で、色彩的にも見えにくいとは思った。ただ、オチを強調する改善さえすれば「武器を持って戦う少年を肯定する」などという誤解はされなくなると思うのだが…
で、タイトルにある某化粧品のCMの話だ。もう10年以上前だと思うが、桃井かおりさんが画面に向かって「世の中、バカが多くて疲れません?」と言うパターンと「世の中、利口が多くて疲れません?」というパターンが並行してOAされていた。ところが“バカ”というフレーズにクレームがついて(それも電話数本だったという話)中止になり、皮肉さでは“バカ”より上な“利口”が残ってしまうという事態になってしまった。そんな話を思い出したニュースだった。

じゃあなんでオチのテロップが分かりにくかったかと言うと、こんな話があって、このCMでもオチの下に「cupnoodle.jp」という表記があったのでひょっとしたらひょっとする、のかな。
でも「ワレワレハ、ヒカリノプロバイダー」というOCNのCMは明らかに2秒オーバーなんですけど。(プロバイダ自体が商品ならいいのか?…うーん、よく分からん)

※福知山線脱線事故で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

2005.04.01

洋野町ってドコですか?

県内35市町村に 来年3月までに(from岩手日報)

水沢市+江刺市+胆沢町+前沢町+衣川村=奥州市、らしい。
何だそれ。

しかし、もっと上があった。
種市町+大野村=洋野町(ひろのちょう)。
太平洋+野原で「洋野」とな。
何だそれ。

そうかと思えば、西根町+安代町+松尾村=八幡平市はこの名称でいくのか?
秋田県側から顰蹙買ってまで?

HIT FMの朝9時代(日本時間10時代)って台湾語なの?
4月1日だから?いやいやいや。

2005.02.16

埼京線痴漢報道(CX『EZ!TV』2/13OA)の考察

アクセス解析を見たら、激減してました。
先々週(1/31〜2/6)が948(約135.4/日)。先週(2/7〜13)が664(約94.8/日)。
順調に化けの皮は剥げつつあるようですが、なんかミョーに悔しいのはなんでだろう(^^;;
睡魔に負けてなかなか文章を書く気が起きないのが我ながら情けないのですが、もうちょい余裕ができたらガシガシとやっていきたいと思ってますので、時々は覗いてって下さいませm(__)m

さて。
この前の日曜日(13日)フジテレビ『EZ!TV』で“埼京線の痴漢”について取り上げられていたのですが、その中で埼京線に痴漢が多い原因の一つとして「駅で片方向のドアばかり開く」という点が挙げられていました。
確かに埼京線でも最も痴漢の多い赤羽−新宿間では十条駅以外の全駅で右側のドアが開きます。ところが、反対の例としての「山手線では右12駅・左17駅と分散している」という言い方はおかしい。京浜東北線と並走する田町〜田端はずっと左側だし、逆に路線登録としての山手線(田端ー池袋ー渋谷ー品川)では池袋・新宿・代々木・渋谷(外回りのみ)・大崎・品川以外は全部右側が開きます(池袋と大崎は両方可)。ですので“ドアの開く側が偏っている”ということは山手線でも言えることで、埼京線との比較に使える資料じゃなかったように思います。
そして「210%」という乗車率(混雑率)。この数値の出し方はあくまで“目測”によるものらしいのですが、じゃあラッシュのピークに何本走ってるのかと思い、池袋駅埼京線南行の時刻表を見たところ、ラッシュのピークとなる7時30分〜8時30分の間に18本“しか”走ってません。山手線や京浜東北線は24本(2分30秒間隔)走ってますし(山手線は全車E231-500系になった時点で1時間あたり最大26本運転する予定)、埼京線も信号設備を整備すれば同間隔で走れるはずです(開かずの踏切大量発生で沿線住民大迷惑にもなりますが)。単純計算しても(210%×18本)÷24本=157.5%になります。湘南新宿ラインを増発すれば少なくとも赤羽−池袋間の混雑はもう少し緩和できます。
…と考えると“埼京線での痴漢の多発はJR東日本の怠慢によるもの”という考え方もできそうな気がします(実際はネットや口コミ、噂話などが複合したある種の“都市伝説”的な要素も多分にあると思いますが)。そういう理由でJR東日本や東京都などを相手に裁判を起こされる可能性もない訳じゃないし、増発できる余地が数値上あるからには、JR東日本は応分の投資を埼京線に対して行う義務があるのではないでしょうか。

てゆーか、鉄ちゃんいないのかよ>EZ!TVスタッフ

因みに、車両の定員(144人:205系中間車の場合)から“乗車率210%”という数値を当てはめると、立ってる人の密度は1平方メートルあたり約8人。これが157.5%になると、1平方メートルあたり約6人まで緩和されます(細かい計算書いた紙は会社にある(^^;;ので根拠はまた追ってご紹介ということでご勘弁を)。
すげー!と思うでしょ。でも実際は幅が10cm強広がるだけです。大して変わんねぇ〜(苦笑)