2009.12.10

【OpenDraft_a.1】iPhoneと1カ月

注:一応「iPhoneと1カ月」というタイトルで始めますが、なんせ既に1カ月過ぎてる(苦笑)ので、文章が完結するまでに日付が増えることは間違いありません(早々に予防線…)
キッカケはコレでした。「MNPでiPhone契約したら1万円キャッシュバック+基本使用料無料5カ月延長→(月月割も含め)32GBの実質本体価格が3240円に!」+「月々の利用料金が現行のauのプランと大差ない(むしろ安い!?)」とくれば試さないテはないでしょう。11月になれば「誰でも割」の更新月になるし…と思ったら12月(25カ月目)だったのは想定外でしたがむしろ「解約手数料はauポイントで支払い可能」だった方が想定外。んで、書いてあったフリーダイヤルに電話したところ、どうやら書類送ったら本体郵送するんで自分でSIM突っ込んで開通させてね、という話。そーだよなー安いからなー、と思って書類の送り先を教えることになり「足立区…」「あ、都内ですか?でしたら本部まで直接来ていただければその場で手続きしますよ」とのこと。ちょうど翌週が仕事なくてヒマだったんで訪問時間を予約。その後、テレコムサービスが“あの光通信グループなことが判明…なるほどねー。因みに現在も(1万円商品券プレゼントに姿を変えつつ)継続中。SBM自体の割引も強化されて両方の合算で計算上は32GBでも無料以下って何それ。

2009.09.25

Snow Leopardにしてみた。

手元に届いてそろそろ1カ月、10.6.1のアップデータも出たし、そろそろいいかな?と思って。「Rosettaはカスタマイズで指定しないとインストールされない」という情報も入手して、ついでに今まで一度も使ったことがなかった各社プリンタ用ドライバを一切入れない設定にして小一時間。

結論から言うと、ちょーっと早まったかなぁ、と。OpenMenu Xという機能拡張シェアウェアを愛用してる訳ですが、肝心の“右クリックで登録メニューがポップアップ”ができない!メニュー自体はあるんですが、なんと(64-bitアプリでは動作しません)と但し書きが!
Om0909
〈ハイそこ、背景は気にしない!ww〉
しょーがないのでshiftボタンをダブルタップするとポップアップする設定にしてしのいでますが…面倒くさいっ!このテの老舗であるFinderPopもアップデートされてますがこちらも右クリック関係全滅…確かに細かな部分でのスピードアップは感じるものの、64bitへの対応はまだまだこれからだなと実感。ただ、入手できそうなアップデータモノは一通りダウンロードできたようなので、右クリック絡みの件以外はそれほど障害なくやってます。某ようつべHD引っこ抜きアドオンも復活させたし(を

…あ、エクスポゼクイックルックの使い方をやっと憶えました。こりゃえーわ(遅っ!)エクスポゼはDockに放り込んでしまってマウスだけで動作するようにすると使いやすいですね。あくまで個人的な使用感ですがww

2009.08.07

【イベント?】No.1 in HEAVEN Night(09.7.26/新宿・スナックニッポニア)

あー、デジカメ持っていかなかったのは不覚だった…という訳で、今更ながら。

この日はまず日比谷へ。東京宝塚劇場の隣のビル内にあるシアタークリエ高橋由美子が10年ぶりにライヴやるというので、上京してくる知人もいるし、とりあえずどんな人種の坩堝になってるのかとか思い入口付近でしばし見物。顔見知りも数名みかけたが殆ど気付かれない…のはしゃーないか。開演時間が近づくにつれ、謎なオッサンの集団からヲタっぽい感じになってくるのが面白い。結局目的の知人とは会えぬまま、開演時間間近となったところで新宿へと移動。あーオープニングが「ピースボンバー」でしたか(ファーストコンサートと同じ!)
新宿パレットの下層階にあるユニクロを見物したりして時間潰しの後、大ガードの交差点から北西方面へ。結構ディープですよこの界隈。南方を見上げたら高層ビル群ドーン!だし、お寺や公園もあって「ゲゲゲの鬼太郎」のOPチックな雰囲気。雑居ビルの1階にあるカラオケスナックってシチュエーションもなかなかだけど、そこを週末貸し切って開店する“オルタナティブ・カラオケスナック”ってどんなだよ…午後7時すぎ、開始直後に店の前に行くと、並んでる人が数名。そろそろと入店すると…狭い。フツーに狭い。チャージ兼おつまみ代+杏露酒ソーダ割+自家製(こういうのに弱い)ポテトサラダ=1000円払って着席。モニターに流れるのは「姫TV」でやってたっぽい感じの“人間神経衰弱”で、巨大なカードを立ち上げて裏返すと裏に女の子が水着やらブルマやら全裸やらで貼り付いてるっていう(因みに番組ではなくAVです)。あーやっぱ安田さん、こういうの好きだなぁ…

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2009.05.27

またまたテスト。(【撮影会】華奈・山下亜梨紗・三浦麻美/09.4.24/Fresh!主催/江戸川橋・Fresh!Zero Studio)

ごめんよアリッサ、ネタにしてしまったよ…(って何その馴れ馴れしさ)

てゆーかさぁ、またライトボックスが効かなくなってやんの。困るんだよねぇ、ポップアップだとスクロール効かないし(右クリック+別ウインドウで開ければスクロールできるけど)同じウインドウで開けると戻ったときにリロードになっちゃうし…なもんで何か対策を、と考えまして。で、

いっちょまえにギャラリーなぞこしらえてみましたよ。ええ。

久々にアクセス解析してみたらいつの間にかPCより多くなってた(なんでだろう。謎でしょうがない)ケータイユーザーの皆様スミマセン。右クリック&別ウインドウ推奨です別ウインドウで開くようにしました。

とは言っても実はLightroomSimpleViewerの書き出し機能があったなんてこの期に及んで初めて気付いた訳で、それでとりあえずやってはみたけど当然ながら画像はRAWから直接書き出されたものなので、どーしたものかと考えて取った手段が「出来上がったファイルをフォルダごとコピー→ファイルを事前に現像&縮小した画像に入れ替え→サムネイル用画像を新規作成→xmlファイルをDreamweaverで編集→動作確認してアップロード」という手抜き&手作業っぷり(苦笑)しかもその時点で肌色過剰な現像っぷりに我ながら呆然とするという。何だかなぁ…

ま、このトシで新しいことを憶えるのもまた楽し、ですけどね。

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2008.01.29

あぁ、何となく快適だ。

EeePCを買いました。
自分で一番安いRAMを探したり交換したり、ネットで検索してアップデート済ファイル群を削除してみたり、調子に乗ってフリーのソフトをダウンロードしてみたり。
まぁとりあえず、面白いやね。自分みたいなクリエイティブ業界の末端に籍を置く人種にとってはむしろMacこそが商売道具だったりするから、Windowsの方が新鮮に感じるってことですか。
もっともこの画面の小ささは情報を受信するのがギリギリで、何かを発信する気にはとてもなれません。こうやって文章は書いてますけど、これが精一杯。YouTubeの画面すら上下が切れるんですから。でも画面の解像度800×480pixelってことは初めて買ったパソコン=Performa575よりはデカいんだな…とか考えると時代の流れを感じますね。
時代の流れといえば、壊れて修理に出したiMacはiSightを内蔵する直前のモデルで、だから安かったりもしたんですが、HDD交換するついでにメモリ増強しようと思ったら1GB×2枚が上限で(因みに現状は512MB+1GB)しかも1GBのメモリは旧タイプなので現行の2GBよりも高いという典型的な(苦笑)パターンだったので諦めました。フツーおかしいだろ、EeePCより搭載メモリが少ないiMacって。

2006.08.04

コンパクトオーディオの行方

(注:もともとmixiの日記用に書いた文章なのでリンク先とかとっちらかってますが、予めご了承下さい)

ロジテック、ティアックと共同企画のiPod対応サウンドシステム
リンク切れ対応、同じImpress記事だけどちょっと違うヤツ。
備忘録的にもう一つ。mixiの配信は終わってるみたいなので。

★やはりキーワードは“音質”なんではないかなぁ。
★★ロジテック葉田社長の「市場にあるPCメーカーの作るスピーカー製品というのは、どれもショボい音質のものばかりで(中略)ティアックとの共同企画 によりアナログ的な音質のスピーカーが発売できて、非常に満足している」という発言は自分も以前からイメージとして持っていたもので、だからってiPod専用の真空管アンプなんてのもちょっと酔狂にすぎる気がしてたので、スペック・価格ともまずまずだけに期待してもよさそうだ。せっかくだからTEACの名前も 入れればいいじゃん(海外ではTEACブランドで売るらしい)と思ったが、TEACはCD-ROMドライブ とかも生産してる(た?)から、ブランドがごっちゃになると判断したのかな?あ〜、時代だな。
★★★ビクターのアプローチも間違ってはいないが「PCレスでメモリオーディオ転送対応」てのはW-ZERO3[es]みたいなのがもっとメジャーになって「パソコンなくてもメールやブログの読み書き程度ならできるじゃん(WEBブラウズは言わずもがな)」って考えが一定の地位を確立しないと厳しいだろうな。パナソニーなら非PCユーザーへの対策としてやらなきゃいけないだろうけど、オーディオメーカーとしてもPCメーカーとしても中途半端なビクターがそこに踏み込む必要はあるのかなぁ?むしろ音質優先の路線にシフトした方がニッパー君も喜ぶと思うのだが。
★★★★パソコンをセットトップボックスにするか、ケータイをセットトップボックスにするかの違い。それを補完するポジションが「オーディオ(AV)コンポ」が生き残るための一つのベクトル。
★★★★★あまり稼働率は高くないわがマランツCR101ではある。データの先頭からコンマ何秒かの音を再生できないようで、1曲目の頭が欠けることもたまにある。それでも「買ってよかった」と言えるのは、iMac G5よりは明らかに勝る音質と、CD-DAの圧縮されてない音を聞いているのだという安心感。も一つ言うなら「何聞こっかなぁ」と言いながらCDラックからCDを選び、プレーヤーにセットするという“手間”。更に最近は“音を外に漏らす”こと自体が嫌がられており、遮音機能があまり効かない低音ブースト機能が近隣トラブルの原因になってる…なんて話まであるそうで。そんな時代に「音」に金を使うことに価値を見出せない人に単独のオーディオ機器を訴求していくのは大変なことのようだ。

2004.06.26

QuarkXPress6に思う(三訂版)

PCUPdate記事「遅かったのか、それとも間に合ったのか?QuarkXPress6出荷開始」
クォークジャパン「QuarkXPress6日本語版早期購入割引キャンペーン」

DTP業界の隅っこに生息する者から言わせてもらえば、明らかに「遅かった」。しかも価格体系を見る限り、クォークジャパンにその自覚と反省の気持ちは全くないようである。
多くのクリエイターやDTPオペレーターが求めていたのは「QuarkXPress3.3 Carbon」だと思う。1枚モノのチラシやポスターならIllustrator8で作れる。ちょっと凝った画像処理ならPhotoshopやIllustratorで作ってEPS保存してQuarkに貼り付ければいい。まず必要なことは「OS Xネイティブ環境で昔作ったファイルが開けて、編集・出力できること」。ならばQuark3.3に「ヒラギノ2万字対応」「アンドゥ機能」「半透明網かけ」「貼り付け画像プレビューの高画質化」「.psd画像貼り付け対応」「文字フチつけ機能の標準装備」「ノンブル打ち機能の操作簡略化」「ルビ打ち機能の充実」「縦書きでの数字横倒し機能の充実」「PDF書き出し機能の標準化」を追加した程度(って結構多いが)で十分。で、サクサク動いて(InDesignは重いという話をよく見聞きするので)価格が安くて(InDesign×0.7〜8程度)ハードウェアキー不要(これはQuark6でネットでのアクティベートになってますね)、そういう“バリューアプリケーション”の方向にいくべきだったのではないか。確かに一気に新規購入価格が10万円割るようでは20ン万円出してQuark4.1買ったような人からは顰蹙買うのは間違いないんだが、InDesignに逃げられるよりはマシでしょう。
自分はOS Xの安定性をプライベートで実感してるし、会社でPowerMacG4のOS9環境での不安定さには辟易しているから、もし会社で然るべき部門の責任者ならOS X環境への移行を提案するだろう。しかし、完成したモノに変化が殆どない投資ができるような時代ではない。雑誌でのベータ版レビューなども見る限り、「OS Xネイティブになった(OS9じゃ動かない)」「アンドゥができるようになった」「レイヤー機能がついた」程度のQuark6は「(最高30万円弱の)投資するに値する」アプリケーションではない。そのことにクォークジャパンが気付くのはいつだろう。ま、その時は“Quark日本撤退”だろうけど。

実は、首都圏に戻って最初に就いた仕事が「クリエーター・広告業界・専門学校向けのパソコン(主にMac)販売」だった。わずか3カ月(今年1月〜3月)とはいえ、その間PowerMacG5が1台も売れなかったことに驚いた(だからって一度も見たことがなかったってのもヒドい話だが。デモ用に1台買っとくとか考えなかったのかね)。大手出版社から個人事業主まで皆さん揃って“OS9で起動するPowerMacG4”を欲したのである。手持ちのアプリケーション(主にIllustrator8、Photoshop5.5、QuarkXPress3.3)を新しいマシンで動かしたいという思いがお客さんから伝わってきた。「OS X環境が生み出す新しいワークフローとその効果」なんて雑誌の記事は彼らには届かない(実際、彼らの多くは読んでない)。そのような現状をもっと多くの人が知らなければならない。クォークジャパンだけじゃない。アドビだって、マクロメディアだって。アップルだって。

余談だが、アップルのサイトで京極夏彦氏のOS X+InDesignによるDTPワークフローについて改めて取り上げているので紹介したい。何しろ「作家が最初からDTPアプリケーションに本文打ち込んじゃってる」訳であり、去年この話を知った時「書く」と「刷る」の中間で仕事をしている自分にとっては衝撃と言っても大袈裟ではなかった。京極氏の“文字の見せ方”に対するこだわり(漢字へのルビ、改行・改頁の位置決め等)があっての話ではあるのだが。
一方で2ページ目での発言を見ると、出版社や印刷会社にとってはそれぞれの本来の仕事について改めて考え直す機会になったようでもある。特に「編集者」にとっては、本来の業務である「出版物全体のディレクション」に集中できるという効果が大きいようだ。ともすれば(自分の仕事がなくなる?)という感覚に陥りがちだが、時間に余裕が生まれることで本来の仕事をスキルアップするチャンスが生まれると考えればよいということ、だ。新たな厳しさも感じたが、オペレータから進行管理へ仕事を変わった自分にとっては気持ちを引き締められる記事だった。
どの機会をもって仕組みを変えていくのか。どんな仕事でも問題になることだろうが、DTPという分野においては明らかにここ数年がその「機会」である。自分の盛岡時代のように(印刷会社がInDesignだのOpenTypeだの入れてくんないと変えようにも変えらんないよ)てのも正論だし、結果としての刷版(印刷物)に大差がないのに新しいシステムを導入する(予算を執行する)ことに対する抵抗感も強いと思う。DTPという仕事分野さえ雲行きが怪しくなりつつあっては尚更である。ただ、どっかで大きく変えなきゃいけなくなってることにはみんな気付いてる。これは間違いない。そしてその中心にQuarkXPressは存在しない。あくまでも「過去の遺産を再利用する時に使うアプリケーション」としての存在意義しか、ない。

あと、特に会社の予算執行担当者は“フィーリングの向上による恩恵”について真剣に考えるべきだろう。(少なくともOS10.2以降が標準インストールされてる機種における)OS Xの安定性はOS9の比ではないと言って間違いない。InDesignはオペレートしたことがないのでうかつなことは言えないが「慣れさえすればむしろQuarkより快適である」という感想が一般的だ。京極氏だって発言を見る限りではInDesignだからこういうことを思いつき実行に移したようだし、考えてみればBlogもそうだろう。分かる人にはなんてことのない「FTPにアップロードして云々」という工程を簡略化することが、どれだけ作者の心持ちを変えることか。こういう感覚を全ての人が共有できれば、システムなんてあっけなく変わるのかもしれない。

※同じようにQuarkXPress6について書いてあるBlogでフォントのことについて触れていて、すっかり忘れていたことに気付きました。敬意を表してトラックバックを貼りました。確かに業務用フォントの値段ってバカになりませんからね。OCFとCIDとOpenTypeがどう違うのか、正直なところよく分からないまま仕事してましたから。反省しきりです。