（旧）kimaroki.net〜2012年まで〜

「あのぉ…、辞めた方がいいんですかね、僕」
数週間前、実質的な上司（つー言い方も変だが）に切りだしてみた。

というのも、一緒に仕事をしているパートの女性の態度がおかしいというか何というか、ちょっとしたことで小声でブツブツ言いだすことが増えてきたように感じたのだ。これはどういうことなのか。もし僕の存在が彼女にストレスを与えているのなら、派遣先を変更すれば済む話だから…と思って話してみたのだ。
実質的な上司（ホントに変な言い方だが）の答えは意外だった。彼女は更年期障害で高血圧と鬱病の傾向があり、それは仕方ないことなんだと。そして彼女は僕に対して「彼は稼ぎたいでしょうから」という理由で仕事を多めに振ってあげているのだと。だから「彼女はあなた（＝僕）より大人ですよ」と。

…そうか？ホントにそうなのか？

それ以来、仕事において「彼女の機嫌を損ねないようにすること」がファーストプライオリティになっ（てしまっ）た。
良かったこともある。態度や情報は曖昧にせず、明確にすること。これを怠ると「あぁ、じゃ自分で調べますよ」と言って機嫌を悪くしてしまうから。相手の質問に対して明快な答えを出せるだけの情報を所有することは大事だなと思った。
でもそれくらい。鬱モードに入った彼女の機嫌を更に悪くさせないように接するとか、自分が処理しようと思っている書類をいかに彼女に見えないように隠すとか（目に見える形で積んでしまうと「なんでそんなに…」とか言って機嫌を悪くしてしまう、又は目を離したスキに書類を持っていかれてしまい、やることがなくなってしまう）、そんなことに神経を回さなければならない。でもそういう行為が“コドモな行為”と思われるかも知れない、じゃあどうすればいいの？そんなことを考える時間が増えてき（てしまっ）た。
で、そういう緊張状態から逃げるために、当座の仕事がないときは席を立つことが増えた。そしたらそういうときに限って自分宛に電話があったりするんだなこれが。で、名目上の上司（ヤな言い方だが…因みにこの人、大昔のオリ通の名物キャラ“暗い子クン”に激似）に「あなたは時給で働いてるんだから、席にいてくれないと」とか言われるのだ。確かにここんところは目についただろう。それは反省する。でもさアンタ、この環境を体感したことあんのか？隣の席（距離は2席分くらいあるけど）に躁鬱激しい人が座ってるって環境を！仕事と直接関係ない要素でこれだけの緊張を強いられる環境を！
それにアンタ、いくら残業手当出ないからって定時プラス1時間くらいで「じゃお先に」って帰れるの誰のおかげか、分かってるよね。アンタ（たち）より1時間半〜2時間遅く出社してるけど、帰るのは3時間以上遅いのがザラってことも分かってるよね、タイムシートにハンコ押してるんだから。だから「アンタはクビ！」とか強く出られないことくらい、いくら鈍感なオプティミストでも1年も勤めれば分かりますよ。ン十万円の出費で得られる夜の団欒と態度悪くても手に入る身分不相応な高給…アンタ（たち）も僕も“麻薬”に手を染めてしまったんだ。さぁ、“解毒”する勇気はありますか？

…もしかしてキチンと診察してもらったら「鬱病ですね」とか診断されるのかもしれませんが、ホンモノの鬱病患者さんにはかなわないなぁ（何が）とこれ見て思ったりもする訳で。彼はホントに大変だ。今となっては“取り残され感”だけが記憶に残るココログ史上に残る悪行（言い過ぎ）で、ハンドルを書いた名札シールを何度か見かけていたので、ずっと気に留めているのだけど。別に助言できる訳でもないし、ヘタに話しかけても迷惑がられるだけだろうけど。

西野翔のブログ、存続決定！
現状は九鬼が管理してるサブドメインをSODなり翔ちゃんのマネジメントに譲渡する、てなとこか。
魑魅魍魎の権化の如きアダルト業界における一服の清涼剤のように感じました。

大きな声じゃ言えないけど、colorsだってイベントに参加しない二人はこのままフェイドアウトって噂もありますからね…