埼京線痴漢報道(CX『EZ!TV』2/13OA)の考察
アクセス解析を見たら、激減してました。
先々週(1/31〜2/6)が948(約135.4/日)。先週(2/7〜13)が664(約94.8/日)。
順調に化けの皮は剥げつつあるようですが、なんかミョーに悔しいのはなんでだろう(^^;;
睡魔に負けてなかなか文章を書く気が起きないのが我ながら情けないのですが、もうちょい余裕ができたらガシガシとやっていきたいと思ってますので、時々は覗いてって下さいませm(__)m
さて。
この前の日曜日(13日)フジテレビ『EZ!TV』で“埼京線の痴漢”について取り上げられていたのですが、その中で埼京線に痴漢が多い原因の一つとして「駅で片方向のドアばかり開く」という点が挙げられていました。
確かに埼京線でも最も痴漢の多い赤羽−新宿間では十条駅以外の全駅で右側のドアが開きます。ところが、反対の例としての「山手線では右12駅・左17駅と分散している」という言い方はおかしい。京浜東北線と並走する田町〜田端はずっと左側だし、逆に路線登録としての山手線(田端ー池袋ー渋谷ー品川)では池袋・新宿・代々木・渋谷(外回りのみ)・大崎・品川以外は全部右側が開きます(池袋と大崎は両方可)。ですので“ドアの開く側が偏っている”ということは山手線でも言えることで、埼京線との比較に使える資料じゃなかったように思います。
そして「210%」という乗車率(混雑率)。この数値の出し方はあくまで“目測”によるものらしいのですが、じゃあラッシュのピークに何本走ってるのかと思い、池袋駅埼京線南行の時刻表を見たところ、ラッシュのピークとなる7時30分〜8時30分の間に18本“しか”走ってません。山手線や京浜東北線は24本(2分30秒間隔)走ってますし(山手線は全車E231-500系になった時点で1時間あたり最大26本運転する予定)、埼京線も信号設備を整備すれば同間隔で走れるはずです(開かずの踏切大量発生で沿線住民大迷惑にもなりますが)。単純計算しても(210%×18本)÷24本=157.5%になります。湘南新宿ラインを増発すれば少なくとも赤羽−池袋間の混雑はもう少し緩和できます。
…と考えると“埼京線での痴漢の多発はJR東日本の怠慢によるもの”という考え方もできそうな気がします(実際はネットや口コミ、噂話などが複合したある種の“都市伝説”的な要素も多分にあると思いますが)。そういう理由でJR東日本や東京都などを相手に裁判を起こされる可能性もない訳じゃないし、増発できる余地が数値上あるからには、JR東日本は応分の投資を埼京線に対して行う義務があるのではないでしょうか。
てゆーか、鉄ちゃんいないのかよ>EZ!TVスタッフ
因みに、車両の定員(144人:205系中間車の場合)から“乗車率210%”という数値を当てはめると、立ってる人の密度は1平方メートルあたり約8人。これが157.5%になると、1平方メートルあたり約6人まで緩和されます(細かい計算書いた紙は会社にある(^^;;ので根拠はまた追ってご紹介ということでご勘弁を)。
すげー!と思うでしょ。でも実際は幅が10cm強広がるだけです。大して変わんねぇ〜(苦笑)
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